113A1

テーマ 肝胆膵

肝硬変を母地として発生した最大径2cm,単発の肝細胞癌に対する治療方針を決定する上で重要で
ないのはどれか.

a 腹水の有無
b ビリルビン値
c 肝硬変の成因
d 肝性脳症の有無
e プロトロンビン時間

解答 c

解説

肝細胞癌は①肝障害度、②腫瘍数、③腫瘍径から治療方針を決定します。 ①肝障害度の判定にはChildpigh分類というのが用いられます。 Childpigh分類は肝性脳症、腹水の有無、血清Bil、血清Alb、プロトロンビン時間の5項目から評価されますので、回答はcです。

肝癌診療ガイドラインは以下です↓ http://www.jsh.or.jp/medical/guidelines/jsh_guidlines/examination_jp

参考にされてみてください。